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火災保険を安くするコツは、安い火災保険を選ぶだけではありません。同じ火災保険に入るとしても、1年ごとの契約か長期契約かで大きく火災保険料が変わってくるのです。

火災保険は通常は1年契約の1年後と更新

火災保険の一般的な契約方法は

  • 1年契約
  • 1年ごとの自動更新

というのが基本です。

更新時に毎回1年分の火災保険料を支払うという形です。

しかし、火災保険は長期契約をして一括して火災保険料を支払うこともできるのです。

火災保険の長期契約とは

  • 2年~36年の好きな期間を選んで契約することが可能です。
  • 保険料は一括前払い型で支払います。

長期契約における一括払いの保険料は

年間保険料 × 長期係数 = 長期契約における一括払いの保険料

で計算されます。

火災保険の長期係数

年数長期係数
2年1.85
3年2.70
4年3.50
5年4.30
6年5.10
7年5.90
8年6.70
9年7.45
10年8.20
11年8.95
12年9.70
13年10.40
14年11.15
15年11.85
16年12.55
17年13.25
18年13.90
19年14.60
20年15.25
21年15.90
22年16.55
23年17.20
24年17.80
25年18.45
26年19.05
27年19.65
28年20.25
29年20.85
30年21.45
31年22.00
32年22.60
33年23.15
34年23.70
35年24.25
36年24.80

火災保険は長期契約で最大3割も安くなる!

火災保険の保険料が長期契約でどのくらい安くなるのか?例を挙げてみます。

建物の保険金額:1250万円

1年間の火災保険料:4,000円

5年間の長期契約の火災保険料

年間保険料 4,000円 × 長期係数 4.3 = 17,200円

5年間1年契約で支払った場合

年間保険料 4,000円 × 5年 = 20,000円

長期契約の方が14%火災保険料が安くなる

10年間の長期契約の火災保険料

年間保険料 4,000円 × 長期係数 8.2 = 32,800円

10年間1年契約で支払った場合

年間保険料 4,000円 × 10年 = 40,000円

長期契約の方が18%火災保険料が安くなる

20年間の長期契約の火災保険料

年間保険料 4,000円 × 長期係数 15.25 = 61,000円

20年間1年契約で支払った場合

年間保険料 4,000円 × 20年 = 80,000円

長期契約の方が24%火災保険料が安くなる

36年間の長期契約の火災保険料

年間保険料 4,000円 × 長期係数 24.8 = 99,200円

36年間1年契約で支払った場合

年間保険料 4,000円 × 36年 = 144,000円

長期契約の方が31.2%火災保険料が安くなる

ということになるのです。

まとめ

火災保険料は長期契約にすると最大31.2%保険料が安くなります。

一括払いであることが条件になるため、はじめの支払い負担が大きいと考える方は無理に長期契約にする必要はありませんが、その場合でも5年、10年ぐらいのスパンで長期契約をすることには火災保険料節約のメリットがあると言えます。

火災保険の保険料は長期契約で安くなるのです。