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損保ジャパン日本興亜 火災保険「THE すまいの保険」の概要
損保ジャパン日本興亜は損保ジャパン日本興亜ホールディングスの完全子会社で損害保険ジャパンと日本興亜損害保険が合併して発足した損保ジャパン日本興亜グループの中核企業です。
損保ジャパン日本興亜の火災保険「THE すまいの保険」は、6つの補償プランから損害保険金が発生する補償を選ぶことができ、臨時費用保険金の補償額についても5つの補償プランから選択ができるなど、自由度の高い火災保険が売りになっています。
全体的に補償額や限度額が充実しているわけではありませんが、保険料を重視したければ、補償を減らすなどの対応もできるため、目的に応じた火災保険の設計が可能になります。
水回りのトラブル、鍵のトラブル対応はもちろん、健康医療相談、介護相談、住宅相談、法律相談、税務相談、防犯機能応援サービスなど、サポートサービスも充実している火災保険と言えるでしょう。
損保ジャパン日本興亜 火災保険の基本情報
保険金額 | 支払われる保険金額 | 損害額 - 免責金額(※保険金額が上限) |
共通免責金額 | 0円,1万円,2万円,3万円,5万円,10万円 | |
建物 | 再取得価額の評価額を上限として設定 | |
家財 | 1事故あたり30万円 | |
高額貴金属支払限度額 | 1事故あたり30万円 | |
明記する場合高額貴金属支払限度額 | 明記した金額を補償 |
損保ジャパン日本興亜 火災保険の基本補償
保険会社名 | 損保ジャパン日本興亜 | 損保ジャパン日本興亜 | 損保ジャパン日本興亜 | 損保ジャパン日本興亜 | 損保ジャパン日本興亜 | 損保ジャパン日本興亜 |
火災保険名 | THE すまいの保険 | THE すまいの保険 | THE すまいの保険 | THE すまいの保険 | THE すまいの保険 | THE すまいの保険 |
対象コース | ベーシックⅠ | ベーシックⅠ水災なし | ベーシックⅡ | ベーシックⅡ 水災なし | スリムⅠ | スリムⅡ |
火災、落雷、破裂・爆発 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
風災・雹(ひょう)災、雪災 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
水災 | ○ | × | ○ | × | ○ | × |
水濡れ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
衝突等 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
騒擾(そうじょう)等 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
盗難 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
盗難支払限度額 | 通貨20万円,預貯金証書200万円 | 通貨20万円,預貯金証書200万円 | 通貨20万円,預貯金証書200万円 | 通貨20万円,預貯金証書200万円 | 通貨20万円,預貯金証書200万円 | 通貨20万円,預貯金証書200万円 |
破損・汚損 | ○ | ○ | × | × | × | × |
破損・汚損支払限度額 | - | - | - | - | - | - |
残存物取片づけ費用保険金 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
損害原因調査費用保険金 | - | - | - | - | - | - |
仮修理費用保険金 | - | - | - | - | - | - |
修理付帯費用保険金 | - | - | - | - | - | - |
損害拡大防止費用保険金 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
請求権の保全・行使手続費用保険金 | - | - | - | - | - | - |
失火見舞費用保険金 | - | - | - | - | - | - |
水道管凍結修理費用保険金 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
地震火災費用保険金 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
損保ジャパン日本興亜 火災保険の費用保険金
費用保険金は、損害保険金の支払いが発生した場合に損害保険金の額を上限として損害保険金に加え支払われるものです。「THE すまいの保険」の場合は、自動セット特約という名称になっています。
1.臨時費用保険金
損害保険金に加えて支払われる費用保険金です。限度額を選択可能です。
2.損害拡大防止費用保険金
損害の発生および拡大の防止のために支出した必要または有益な費用
3.地震火災費用保険金
地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする火災で、保険の対象(建物・家財)が以下の損害を受けた場合に、支払限度額(保険金額)の5%をお支払い
4.残存物取片づけ費用保険金
損害が生じた保険の対象の残存物の取片づけに必要な費用
5.水道管修理費用保険金
専用の水道管が凍結によって損壊した場合に必要な修理費用
損保ジャパン日本興亜 火災保険の保険金が支払われないケース
- 次のいずれかに該当する事由によって生じた損害または費用に対しては、保険金をお支払いできません。
- 保険契約者、被保険者またはこれらの者の法定代理人の故意もしくは重大な過失または法令違反
- 被保険者でない者が保険金の全部または一部を受け取るべき場合においては、その者またはその者の法定代理人の故意もしくは重大な過失または法令違反。ただし、他の者が受け取るべき金額については除きます。
- 被保険者または被保険者側に属する者の労働争議に伴う暴力行為または破壊行為
- 保険の対象である家財の置き忘れまたは紛失
- 保険の対象である家財が保険証券記載の建物(保険の対象である家財を収容している付属建物を含みます。)外および屋外設備・装置外にある間に生じた事故。ただし、野積みの家財を保険の対象としている場合を除きます。
- 運送業者または寄託の引受けをする業者に託されている間に保険の対象について生じた事故
- 以下の事故の際における保険の対象の盗難
- 火災、落雷、破裂・爆発、風災、雹災(ひょうさい)、雪災、水災、建物外部からの物体の落下・飛来・衝突、漏水などによる水濡れ(みずぬれ)、騒擾(そうじょう)・集団行動等に伴う暴力行為による事故
- 地震火災費用保険金をお支払いする事故
- 次のいずれかに該当する事由によって生じた損害または費用に対しては、保険金をお支払いできません。
- 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または暴動
- 地震もしくは噴火またはこれらによる津波(地震保険を付帯することで、地震もしくは噴火またはこれらによる津波による損害を補償することができます。)
- 核燃料物質もしくは核燃料物質によって汚染された物の放射性、爆発性その他の有害な特性またはこれらの特性による事故
- 発生原因がいかなる場合でも、次のいずれかに該当する損害に対しては、不測かつ突発的な事故(破損・汚損など)の損害保険金をお支払いできません。
- 差押え、収用、没収、破壊等国または公共団体の公権力の行使に起因する損害。ただし、消防または避難に必要な処置によって生じた損害については除きます。
- 被保険者と生計を共にする親族の故意に起因する損害。ただし、被保険者に保険金を取得させる目的でなかった場合を除きます。
- 保険の対象に対する加工・修理等の作業(保険の対象が建物の場合は建築・増改築等を含みます。)中における作業上の過失または技術の拙劣に起因する損害
- 保険の対象の電気的事故または機械的事故に起因する損害。ただし、これらの事故が不測かつ突発的な外来の事故の結果として発生した場合を除きます。
- 詐欺または横領によって保険の対象に生じた損害
- 土地の沈下・隆起・移動等に起因する損害
- 保険の対象のすり傷、かき傷もしくは塗料のはがれ等の外観上の損傷または保険の対象の汚損(落書きを含みます。)であって、保険の対象の機能に支障をきたさない損害
- 義歯、義肢、コンタクトレンズ、眼鏡その他これらに類する物に生じた損害
- 楽器の弦(ピアノ線を含みます。)の切断または打楽器の打皮の破損。ただし、楽器の他の部分と同時に損害を被った場合を除きます。
- 楽器の音色または音質の変化
- 風、雨、雹(ひょう)もしくは砂塵(さじん)の吹き込みまたはこれらのものの漏入により生じた損害
- 移動電話(PHSを含みます。)等の携帯式通信機器およびこれらの付属品について生じた損害
- ラップトップまたはノート型パソコン等の携帯式電子事務機器およびこれらの付属品について生じた損害
- 電球、ブラウン管等の管球類に生じた損害。ただし、他の部分と同時に損害を受けた場合を除きます。
- 動物または植物について生じた損害
- 自転車もしくは総排気量が125cc以下の原動機付自転車またはこれらの付属品について生じた損害
- 保険の対象の自然の消耗もしくは劣化または性質によるさび、かび、変質、変色、発酵、発熱、ひび割れ、肌落ちその他のこれらに類似の事由またはねずみ食い、虫食い等に起因する損害
- 保険の対象の欠陥に起因する損害。ただし、保険契約者、被保険者またはこれらの者に代わって保険の対象を管理する者が相当の注意をもってしても発見し得なかった欠陥を原因とする事故による損害を除きます。
損保ジャパン日本興亜 火災保険の特約
特約 | 個人賠償責任補償特約 | △ |
個人賠償責任補償特約支払限度額 | 1000万円,3000万円,5000万円,1億円 | |
借家人賠償責任補償特約 | - | |
借家人賠償責任補償特約支払限度額 | - | |
建物管理賠償責任補償特約 | △ | |
建物管理賠償責任補償特約支払限度額 | 1000万円,3000万円,5000万円,1億円 | |
家賃収入特約 | △ | |
家賃収入特約 | 家賃の損失額 | |
臨時費用補償特約 | ○ | |
臨時費用補償特約支払限度額 | 損害金の30%,1事故・1敷地内での上限300万円※補償の有無、支払割合および限度額が選択可能 | |
類焼損害補償特約 | △ | |
類焼損害補償特約支払限度額 | 1億円 | |
建物付属機械設備等事故補償特約 | △ | |
建物付属機械設備等事故補償特約支払限度額 | 建物の支払限度額 | |
携行品特約 | △ | |
携行品特約支払限度額 | 50万円,100万円 | |
火災・盗難時再発防止費用補償特約 | △ | |
火災・盗難時再発防止費用補償特約支払限度額 | 1事故につき20万円 | |
バルコニー等修繕費用特約 | - | |
バルコニー等修繕費用特約限度額 | - | |
自宅外家財特約 | - | |
自宅外家財特約限度額 | - |
損保ジャパン日本興亜 火災保険の地震保険
地震保険は、単独で加入することはできず必ず火災保険とセットで加入することが義務づけられている保険です。また、地震保険は国の法律に基づいて政府と損保会社が共同で運営している公的な保険なので、保険会社によって保険料が異なる火災保険とは違って、地震保険の保険料は同じ条件の物件であればどの保険会社から加入しても同額です。
地震保険を選ぶときに保険会社を選ぶ必要はなく、火災保険の保険料の安い保険会社を選べばよいのです。
地震保険の保険金額
- 火災保険で契約した保険金額の30%~50%の範囲で設定可能
- 建物:5,000万円が上限
- 家財:1,000万円が上限
地震保険の保険金の支払い
損害の状態 | 保険金支払い | 建物基準 | 家財基準 |
---|---|---|---|
全損 | 契約金額の100%(時価が限度) | 地震等により損害を受け、主要構造部(土台、柱、壁、屋根等)の損害額が、時価の50%以上である損害、または焼失もしくは流失した部分の床面積が、その建物の延床面積の70%以上である損害 | 地震等により損害を受け、損害額がその家財の時価の80%以上である損害 |
半損 | 契約金額の50%(時価の50%が限度) | 地震等により損害を受け、主要構造部(土台、柱、壁、屋根等)の損害額が、時価の20%以上50%未満である損害、または焼失もしくは流失した部分の床面積が、その建物の延床面積の20%以上70%未満である損害 | 地震等により損害を受け、損害額がその家財の時価の30%以上80%未満である損害 |
一部損 | 契約金額の5%(時価の5%が限度) | 地震等により損害を受け、主要構造部(土台、柱、壁、屋根等)の損害額が、時価の3%以上20%未満である損害、または建物が床上浸水もしくは地盤面より45cmをこえる浸水を受け損害が生じた場合で、全損・半損に至らないとき | 地震等により損害を受け、損害額がその家財の時価の10%以上30%未満である損害 |
損保ジャパン日本興亜 火災保険の割引
割引 | 火災保険の割引制度 | なし |
地震保険の割引制度 | 免震建築物割引,耐震等級割引,耐震診断割引,建築年割引 | |
保険期間:最短 | 1年 | |
保険期間:最長 | 10年 |
損保ジャパン日本興亜 火災保険のサポートサービス
サポートサービス | 医療相談 | 無料 |
カギのトラブル対応 | 出張料、作業料無料 | |
水回りのトラブル対応 | 出張料、作業料無料 |
損保ジャパン日本興亜 火災保険の保険料の支払い方法
保険料支払い方法 | 口座振替 | 月払い,年払い,一時払い |
クレジットカード払い | 一時払い | |
コンビニ払い | - |