目次


graphbar128_128

火災保険を免責金額で比較します。

火災保険を免責金額で比較のポイント

1.免責金額とは?

免責金額というのは保険金支払いのときに支払う自己負担額のことを言います。

保険金支払い額 = 損害額(再調達価額) - 免責金額(自己負担額)

100万円の損害で、5万円の自己負担であれば、95万円が保険金で支払われることになるのです。

免責金額は、火災保険の保険会社によって異なりますが、0円~10万円の範囲で選択できるものが主流になっています。

「火災保険の建物の被害が数千万なら免責金額は10万円でもいいんじゃないの?」

と思ってしまいますが、火災保険は住宅の総合保険なので

「台風でガラスが割れた。」
「車庫の屋根が竜巻で壊れた。」

という数万円の被害でも本来は保険金が支払われるものなのです。

このときに免責金額が10万円を選択していれば、計算上保険金支払額はマイナスになり、保険金は1円も支払われないことになるのです。

少額の被害のときに保険金が支払われるのか?どうか?

というのが免責金額設定のポイントと言えます。

2.免責金額と保険料の関係

免責金額は保険料と反比例します。

  • 免責金額:高い → 火災保険の保険料:安い
  • 免責金額:低い → 火災保険の保険料:高い

ということです。自分で負担する金額が大きければ、その分火災保険の保険料は安くなるということなのです。火災保険を比較する場合には、免責金額と保険料のバランスを比較することが必要になるのです。

火災保険の一括見積もりなどの場合は、あらかじめ免責金額を決めて見積もりが送られてくるケースがあるので注意が必要です。見積書の免責金額を確認しましょう。

火災保険を免責金額で比較

人気ランキング保険会社名火災保険名支払われる保険金額共通免責金額
1位東京海上日動火災保険/東京海上日動トータルアシスト住まいの保険
トータルアシスト住まいの保険
損害額 - 免責金額(※保険金額が上限)0円,5千円,3万円,5万円
2位三井住友海上火災保険/三井住友海上GK すまいの保険
GK すまいの保険
損害額 - 免責金額(※保険金額が上限)1万円,2万円,3万円,5万円,建物のみ10万円
3位損保ジャパン日本興亜THE すまいの保険
THE すまいの保険
損害額 - 免責金額(※保険金額が上限)0円,1万円,2万円,3万円,5万円,10万円
4位AIU保険スイートホームプロテクション
スイートホームプロテクション
損害額 - 免責金額(※保険金額が上限)建物1万円,10万円、家財1万円
5位富士火災海上保険未来住まいる家庭用火災総合保険
未来住まいる家庭用火災総合保険
損害額 - 免責金額(※保険金額が上限)0円,5万円
6位日新火災海上保険住宅安心保険
住宅安心保険
損害額 - 免責金額(※保険金額が上限)0円,5万円,10万円
7位セコム損害保険セコム安心マイホーム保険
セコム安心マイホーム保険
損害額 - 免責金額(※保険金額が上限)0円,10万円,20万円
8位朝日火災ホームアシスト家庭総合保険
ホームアシスト家庭総合保険
損害額 - 免責金額(※保険金額が上限)0円,3万円,5万円,10万円
9位あいおいニッセイ同和損保マイホームぴたっと
マイホームぴたっと
損害額 - 免責金額(※保険金額が上限)0円,3万円,5万円,10万円